第3回 オールライトインタビュー


オールライトインタビュー!

今回はAllrightの代表、北條舞さんにインタビューしました。

 

 

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──2017年、Allrightでは様々なことがありました。まいさんから見た2017年はいかがでしたか?

 

やったことのないことに挑戦した1年だったと思います。まず、1月には新しいスタッフが入ってくれました。それから秋に唯さんの個展があり、同じタイミングで清丸と音楽レーベルのAllright Musicを設立し、私はイチと一緒に唯さんと清丸が世に出ていくサポートを頑張ったかなーと。

 

あとは結構迷いましたね、色んなことを。自分が代表になると言ったのも、それが本当に正しいのか、自分は本当に良い選択をしているのかと毎日迷いました。

 

──(今年、10/20にAllrightは代表取締役が高田唯から北條舞に変わりました。)まいさんが代表になったきっかけを教えてください。

 

まず今年は…会社に行かないという時間を作ってみました(笑)。それから心理学や形而上学、占星学など、目に見えないものをかなり深く学びました。学びを進める中で、「会社に行かない時間を増やそう」というように、自分の中でふと感じるものがあり、実行しました。こういう行動が出来たのもみんなの支えや、これまでの11年間があったからこそ体験できたことだと思っています。そうして体感していくなかで、同じく、ふと、「代表として動くこともありかもしれない」と感じて唯に相談したんです。そうしてどこか流されるように代表になりました。もちろん、決断するときはとても勇気がいりましたけどね。

 

私は自分のことを「調整役」だと思っているので、常にあらゆるものに気付ける状態でないといけないなと強く思っていて。そのためにお金をかけて何かを学んだり、体制を変えたり、役割を変更してみたり。こうして振り返ってみると、今年は挑戦した1年だったなと。

 

──例えば「今年はあまり会社に来ないようにしよう」とか、「会社で音楽部門を立ち上げよう」とか、Allrightは"会社とはこうである"という決まりが無く、人に合わせて会社が変化していくような不思議な組織だなと思っています。そういう考えはどうやって生まれたのですか?

 

大元は、私が「会社」という組織の体質に本質的になじめなかったことかな。もちろん普通にお仕事はしていたけれども、どうしても気持ちがついていかなかった。自分が納得できないまま規則にあわせて物事を進めなくてはいけないことや、ささやかな疑問さえも、ルールだから、みんなそうしてきたから、と大切にしてもらえないこと。そのショックは大きかったと思います。「会社組織」で生きるには繊細すぎて、頑固すぎた(笑)。

でもやっぱり、会社は人ありきで、形や決まりありきではないと思うんです。例えば、おいしい食事を楽しく食べたい!とか、そういう根本的な欲求がいちばん大切で重要だと思っていて。よくある会社のように◯時だから食事、◯時だから休憩、◯時に来て◯時に帰る。そういう決まりではなくて「みんなでおいしくご飯を食べよう!」という気持ちが大切だと思っちゃうんですよね。

 

ルールではなく、自分がどうしたいかが何よりも大事という思いはずっと変わっていませんね。「会社という組織はやりづらい」というのももしかしたら思い込みかもしれないので、本当にそうなのかな?ということを確認するために会社を作って色々なことに挑戦しているんだと思います。なので特別なことをしているという気はしていないんです。

 

──なるほど…!

 

そう。何をしたいかに合わせて組織の枠が変わっていく。幸せの定義もひとりひとり違う。だからAllrightは次々と変化していくんでしょうね。そんな感じなんですよ、いつも(笑)。

 

──これから先、Allrightはどう変化していくと思いますか?

 

そうだね〜、有機的に変化していくだろうとは思います。Allrightが大切にしてるのが「その人がその人らしく表現をする」ということなのだけど、この「表現」というのは形をつくるという意味に限らず、ご飯を丁寧に作るとか、子供を育てるとか、言葉に気をつけて生きるとか、アイロンをきちんとかけたハンカチを持つとか、そういうことももちろん含みます。本当はどうするのが自分にとっていちばん幸せで、どうすれば自分らしさが発揮できるのかということを知るのが大切だと思っているので、Allrightメンバーひとりひとりが自分らしく生きれば当然変化していくだろうと思っています。どう変化するかは未知だけど、絶対楽しい方向にいくと思います。

 

 

──まいさんといえば星読み(占星術?)というイメージが最近強いのですが、星読みもそういう意識から始めたのでしょうか?

 

そうだね。まずは自分を知りたーい!と思って(笑)。

 

──先日、趣味ではなく会社や社会に活かす為に星読みをしているという話をされていたのが印象深かったのですが、どうやって星読みにたどり着いたのですか?

 

なんだろう…?惑星や星座を表す形、シンボルがしっくりきたのかな。やっぱり両親がグラフィックデザイナーという環境で育ったことはとても影響していると思うので、形で表されているのが入りやすかったんだと思います。目に見える状態で、人に説明もしやすいことから占星術にたどり着いたの気がします。同じホロスコープ(星の配置図)でも読む人が違えば、着目点も違うし、伝える言葉も人それぞれ。そういうところも表現の可能性を感じてワクワクする部分かな。

占星術は歴史が6000年とも言われていて、そんな情報や叡智が詰まったシンボル、つまりデザインはとても魅力的です。そこから何を感じるか、見通していくかは、会社や社会にとても重要だと思うんです。

 

──星読みを始めてから、人の見方や接し方も変わりましたか?

 

変わりました!◯◯座っぽい!てなったり(笑)。でも既存の情報にとらわれすぎず、本にはこう書いてあるけど私はこう感じるな、とか「ん?」と思う自分の感覚や違和感に気付くことも大切にしています。

 

──仕事も星読みも、根底にある気持ちは同じなんですね。それでは最後に締めのお言葉をお願いします!

 

Allrightメンバーもいわゆる生活者として、今の時代に沿って、それぞれが良い状態で生活していけるのが一番自然だなと思っています。そのために身近なことを今まで以上に丁寧にコツコツやっていきます。そしてじっくり可能性を広げたり深めたりしつつ、今までより意識的に自分たちの意思を発信していくことに挑戦したいです!

 

──まいさん、ありがとうございました!

 

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